その他のラクトフェリン製品
森下仁丹もラクトフェリンを発売しています。これもライオン製品と同様に腸にまで届くように、森下仁丹が独自に開発したカプセル技術である「耐酸性カプセル」にラクトフェリンを包んであるので、胃液に負けることなく腸まで届きます。
森下仁丹のラクトフェリンはその含有量が1包あたり50mgということでやや少ないようにも思えますが、それは「耐酸性カプセル」の効果が高い為で、その分もとの含有量を最小限に抑えて価格も抑えているのが特徴です。
原材料はラクトフェリン(乳由来)の他に食用油脂、タピオカ由来デンプン、グリセリン、増粘多糖類、乳化剤、微粒二酸化ケイ素、pH調整剤、塩化カリウム、大豆や乳成分を含む塩化カルシウムで、1粒の錠剤ではなく、1包みに小さな粒がたくさん入った状態のものです。これを1日1包み服用します。
小林製薬の「初乳」も名前こそ違いますがラクトフェリンの製品で、こちらはタブレット状のものを噛んで食べるタイプになっています。味はヨーグルト味で、牛脱脂初乳由来成分の他に、乳ペプチドやビフィズス菌発酵代謝産物などが含まれており、水なしでもおいしく食べられるのが特徴となっています。
DHCからもトローチ状の製品が発売されており、こちらはライオン製品と同じラクトフェリン300mgが3粒に含まれています。お手軽タイプということで価格も一番安いようです。